失楽の魔女入り【ファーニマル】デッキ公開 + 展開例
どもども、こんにちは。こんばんは。
ゴールデンウィークの間、すっかりご無沙汰をしておりました私です(;・∀・)
皆様、覚えておいででしょうか?
お休み期間中、各カード効果の把握やら 枚数の調整やら、ソリティアやらは
していたのですが…
対戦してくれる人もおらず、自論の裏付けを取れなかったため、思いのほか
時間がかかってしまいましたが、先日ようやく実践でのデータが取れましたので
少々まとめていこうかと思います。
本日のお題はメインデッキの可愛いモンスター達とは裏腹に、パワフルかつ
ちょっと怖い、融合モンスター達が大暴れする【ファーニマル】でございます。
9期の登場当時は先攻が苦手だった【ファーニマル】デッキですが
新規カード《エッジインプ・サイズ》の登場により、フレキシブルに動ける
ようになったため、展開例など少しばかり語っていこうかと思います。
↓↓ デッキの採用カードについては、こちらをどうぞ! ↓↓
まずはじめに、デッキの肝となる《エッジインプ・サイズ》から見ていきたいと
思います。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手メインフェイズに、手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
自分の手札・フィールドから、「デストーイ」融合モンスターカードによって
決められた手札のこのカードを含む融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
②:自分フィールドの「デストーイ」融合モンスターが戦闘・効果で破壊される
場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
特筆したいは①の効果、相手ターン中『《融合》魔法カードなしで』融合召喚が
できるという点です!
相手ターン中に出したい候補としては、
対象を取らずに1枚カードを破壊できる《デストーイ・クルーエル・ホエール》
壁にもなり、次ターンに効果を使いたい《デストーイ・ハーケン・クラーケン》
このふたつが筆頭になりますでしょうか。
続いて、何故このデッキに《失楽の魔女》を採用したかという点ですが…
①召喚成功時に《禁じられた~》魔法カードを1枚サーチできる
現段階でこの名称に合致するカードは5種、中でも強力なのが《禁じられた一滴》。
メインデッキのスロットが圧迫されがちな、融合デッキの特性上、
『相手の耐性持ち大型モンスターを着地させない』対策を取るには限度があるため
《禁じられた一滴》を採用することで、後から対処できるようになるメリットは
非常に高いと考えました。
優秀な効果の割に、相場価格もワンコイン程度とリーズナブルな点、
発動時のコストは手札だけではなく、自分フィールド上のカードも選ぶことが
できるため《トイポット》とコンボできる点も魅力のひとつです(∩´∀`)∩
②相手ターン中、任意のレベル4〈天使族〉モンスターと引き換えられる
【ファーニマル】カテゴリの中には、デッキから特殊召喚された際、誘発して
効果を発揮するモンスターはいないため、一見すると謎なチョイスに見えるかと
思います。
次項から、どのような運用ができるのかを見ていきたいと思います(/・ω・)/
<初期手札>
・失楽の魔女
・エッジインプ・サイズ
・ファーニマル・ウィング
・トイポット
※《失楽の魔女》以外のカードはサーチ手段が豊富なため、初手に握るのは難しくないかと思います。
■《ファーニマル・ペンギン》とのコンボ例
1.《失楽の魔女》を通常召喚、①効果により《禁じられた一滴》をサーチして
フィールドにセット。《トイポット》を発動、効果は使わずにターン終了。
2.相手ターンのメインフェイズに《失楽の魔女》②効果を発動し、デッキから
《ファーニマル・ペンギン》をリクルートする。
3.相手メインフェイズの行動に合わせ《エッジインプ・サイズ》①効果を発動。
手札の《ファーニマル・ウィング》で《デストーイ・クルーエル・ホエール》を
融合召喚。
4.《デストーイ・クルーエル・ホエール》①効果を誘発、
自身と相手のカード1枚を破壊 →《エッジインプ・サイズ》②効果を発動し回避。
→状況により《デストーイ・クルーエル・ホエール》②効果でデッキから
《デストーイ・リペアー》を落としてパンプしたり、《禁じられた一滴》を
使用するなど、防戦に徹する。
ここで分岐。自分のターンに戻ってきた後、エクシーズとリンクによる展開例を
それぞれご紹介します(/・ω・)/
<エクシーズ派生>
→残り1枚のカード、またはドローしたカードがレベル4の《ファーニマル》
モンスターの場合
1.《ファーニマル・ペンギン》の①効果を起動し、
手札からレベル4の《ファーニマル》モンスターを特殊召喚する。
2.2体で《バハムート・シャーク》or《深淵に潜む者》をエクシーズ召喚。
エクシーズモンスターの効果を発動、素材を1枚墓地に落とす。
3.墓地の《ファーニマル・ウィング》①効果を発動、手順2で取り外した
《ファーニマル》カードと自身を除外、フィールドの《トイポット》を墓地へ送り
2枚ドロー+《ファーニマル》モンスター or《エッジインプ・シザー》をサーチ。
→ここまでの間に《融合》魔法カードが1枚も引き込めなかった場合は、
《ファーニマル・オウル》を通常召喚することでカバーし、展開を広げます。
<リンク派生>
→残り1枚のカード、またはドローしたカードに《魔玩具補綴》がある場合
1.《ファーニマル・ペンギン》と《デストーイ・クルーエル・ホエール》2体で
《クロシープ》をリンク召喚。
2.《魔玩具補綴》を発動し《エッジインプ・チェーン》と《融合》をデッキから
サーチ。
3.墓地の《ファーニマル・ウィング》①効果を発動、
《ファーニマル・ペンギン》と自身を除外、フィールドの《トイポット》を
墓地へ送り、2枚ドロー+《ファーニマル・オウル》をサーチ。
4.手札から《融合》を発動、手札の《ファーニマル・オウル》と
《エッジインプ・チェーン》を素材として、《クロシープ》のリンク先に
《デストーイ・ハーケン・クラーケン》or《デストーイ・クルーエル・ホエール》
融合召喚。
墓地から《エッジインプ・チェーン》①の効果をセルフチェーンを組んで発動、
《魔玩具融合》をデッキからサーチ。
→融合先モンスターカードの効果を使用して次へ。
5.《クロシープ》の①(融合)の効果を誘発し《ファーニマル・オウル》を
墓地から特殊召喚。《ファーニマル・オウル》②の効果を発動、LP500を払い
《デストーイ・サーベル・タイガー》を融合召喚。
6.《デストーイ・サーベル・タイガー》①の効果により、墓地の《デストーイ》
融合モンスターを1体特殊召喚する。
《魔玩具融合》を発動して墓地のカードを再利用、さらなる融合に繋げるも良し。
殺傷性能を高めていきましょう(=゚ω゚)ノ
最後は裏技、ルール介入能力の高い《オーロラ・アンギラス》を絡めた展開です。
初期手札は前項まで共通、相手のメインフェイズ時に《失楽の魔女》②の発動を
チェーン1、《エッジインプ・サイズ》をチェーン2で組むと、
逆順処理となるため《デストーイ》融合モンスターを着地させた後、デッキから
《オーロラ・アンギラス》をリクルートすることができます。
チェーンで介入できる特殊召喚に対し《オーロラ・アンギラス》の永続効果により
不発させることができるため、非常に強力です(`・ω・´)b
また《オーロラ・アンギラス》自身には特殊召喚ができない制限はかかっておらず
墓地へ行ってしまった後も、《クロシープ》①(融合)の効果で蘇生することが
できるため、厄介な動きができます(/ω\) →ご教授いただいたフォロワー様に感謝です…!
失楽の魔女入り【ファーニマル】デッキ、いかがでしたでしょうか。
要点だけでもだいぶ長くなってしまいましたが、これからデッキを作ってみたい、
動かし方を知りたいという皆様の参考になれば幸いです<(_ _)>