TCGとグラブル

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窮寇迫ること勿れ 感想

世はこれからゴールデンウィーク、AP・BP半額キャンペーンと共に新規イベント
『窮寇迫ること勿れ』が始まりました。

シナリオを読み終わったので、いつものように感想を書いていきます~
「まだ読み終わってないよ」って方がいらっしゃいましたら、ブラウザバックで
お願いします(/・ω・)/

 

 

【銀の軍師】こと、古参キャラのアルタイルをフィーチャーした今イベント。

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舞台は『ユラントスク』『エルデニ』というふたつの国。
全体を通じてのテーマは『国家間戦争』『身分差別』という内容に見えました。

タイトルバックは孫氏、
「四方を囲んだら必ず一方を空けて逃げ道を作るべきであり、窮する敵を更に
追いつめるようなことをしてはいけない」との意。

戦争の終結において、敵を追い詰めずに事を構えるとはこれいかに…?
ストーリーを追って見ていきたいと思います。

 

 

冒頭では、かつての誼を通じ『エルデニ』側の軍師として、戦争への協力を
要請されるも…

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現在の立場を慮り、きっぱりと断るのアルタイルの姿。


軍師=本職であるにもかかわらず、中立の立場を取っていたのは、
分別のある大人としての態度を示した上で、主人公の成長を促すという側面も
あったのかなと思います。

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従来のシナリオイベントでは、巻き込まれ系主人公になりがちなグラジー
「人命を奪うことへの覚悟を問われた上で、自分で選択する」 という構図は
新鮮でございました。

 


イベントの新キャラ編、エルデニ側

ポラリス … なのだわ系の将軍お姉さん。名前はまんま『北極星』ですね~

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ハーヴィンは年齢がわかりづらいですが、ザウラよりは若いけど、シュラよりは
年上っぽいので20~40代あたりなんでしょうか?

生き生きとしたお人だったのですが、作中でxxでしまったのが悲しい(/_;)




ザウラ … 国の名前が『エルデニ』ですし、エリダヌス座のγ星『ザウラク
由来でしょうか。

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初見では文官っぽい印象でしたが、バリバリの武闘派でしたね~
王の右腕、かつ歴戦の将らしい厚みがあって、デザイン共々素晴らしいのですが
ポラリス同様、こちらもxxでしまいました(ノД`)・゜・。



レオニス国王 … 名前の由来は、獅子座『レグルス』の異名『コル・レオニス』

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アルタイルとの出会いは、こっそりとルリアノートに描かれてたり。。
王としての分別も理想も、きちんと描かれてはいたんですが…いかんせん出番が
少なくてorz

ロウファとの関係は「一国の主として」けじめはつけましたが、レオニス個人と
しては、清算できずに話が終わってしまいました。。

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「父の仇を取る」と息巻いていた、ストーリー前半の展開と噛み合わなくなって
しまった所が、少しもやっとしますね(´ー`)



シュラ … シュラはスイの出身ということで、命名規則は別ルートの模様。

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悩みながらも奮闘する姿には好感が持てたのですが、、
采配を振るっても、終始「師匠であるアルタイルに敵わない」描写 だったのが
不憫でしたorz

妹のランファとは相容れないまま、絶縁という形で終幕を迎えましたが、

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たとえ家族であっても分かり合えない部分って必ずありますし、これもひとつの
形かなとは思います。

懇意にしていたポラリスさんがxxでしまったので、これからの人生をどう生きるか
という点は気になります。
≫昨日付でPCキャラとして実装されましたので、フェイトエピソード等で回収するんでしょうか?

 


続いてユラントスク側、
ロウファ のモデルは三国志呂布ランファ 貂蝉と思われます。
実父、養父と二度も父親をxxしていたり、星晶獣セキトバと人馬一体になった姿が
【飛将(軍)】ですし、間違いないかな、と。。

今回のストーリーって、身分差別がひとつのテーマとして盛り込まれているように
思いますが、

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ここまで身分を重んじる、ユラントスクという国で(いかに実力があったにせよ)
奴隷上がりのロウファが仕官しているあたりに、違和感を感じるのは私だけ??

自分がお偉方の立場だったら、選民思想が勝って 奴隷上がりを登用なんてしない
気がするんですよね(;´Д`)

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結果として、逆上したロウファによって壊滅してしまう国の中枢。アッケナイモノダナー
≫モデルの人物像を主軸にしてストーリーの整合性を取った、といえばそれまでなんですけどネー(;・∀・)

最後の最後で、イベントタイトルが『ロウファにとってのランファ』を指し示して
いることは理解できましたが、
終盤のピッチが急に早くなって、やや強引に話をまとめにかけてしまった印象が
ぬぐえないのが惜しいかな、と……

 

―と、だいぶマイナス面を書いてしまいましたが、物語の終盤では誰もが謎に思う
「背中に羽を背負っている理由」について、語るシーンがありましたね~

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『天司にあやかったもの』
とは意外でしたw
自分でも「トレードマーク化している」と語るあたり、周りにも認知されていると…
初期キャラのひとりですし、6年越しで明かされると感慨深いものがありますよね。


そして軍師殿、終戦後はちゃっかりと遺物調査を行っているあたり、本当に抜け目が
ない(/ω\)

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シャレムの存在にも、うすうす気づいてはいるようですが…これまた何かの伏線に
なるのやら?